投資が怖いと思うのはナゼ?よくある理由と3つの解決策をFPが紹介

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お金

「投資に興味はあるけど、なんとなく怖い」

「失敗したらどうしよう」

未経験の人が投資に対して、このような感情を抱くのは当然でしょう。

かつての私もそうでした。

新たなことに挑戦するのは勇気が必要ですし、お金にかかわるとなおさら、不安は大きくなるでしょう。

今回は、私の経験をもとに投資が怖いと思う理由と解決策を紹介します。

投資が怖いと思う3つの理由

投資が怖いと思う理由として、主に以下の3つがあります。

  • 元本保証されていない
  • だまされるのでないかという不安がある
  • 身近に投資している人がいない

それぞれ見ていきましょう。

元本保証されていない

投資の怖さを大きくする理由の一つが元本保証されていないことです。

例えば、銀行預金のように元本保証であれば預けたお金の額が減ることはないため、安心感が得られます。一方で、株式投資やFXなどに投資する場合、日々価格が変動しており、大きく増えることもあれば資産が減る可能性もあります。

特に、日本では過去のバブル崩壊やリーマンショックなどの経済危機を経験しているため、投資のリスクが強く意識されています。

私も含め多くの日本人は、安定した収入を好む傾向があり、投資のようなリスクの高い行動を避ける傾向です。また、金融関連の知識が不足していることも、恐怖を助長している要因でしょう。

「お金が減ったら嫌だから投資はやめておこう」「保証のある預金のほうが安心できる」という思いに至り、投資に一歩踏み出せない人が多いのです。

だまされるのではないかという不安がある

投資に対するもう一つの大きな不安は、詐欺や不正行為に巻き込まれるのではないかという恐れです。

過去に詐欺的な金融商品や悪徳業者が横行したことがあり、その影響で多くの人が投資に対して不信感を抱いています。

人はネガティブな情報のほうが記憶に残りやすい傾向があり、「投資詐欺」などのニュースを見聞きして「投資=悪いもの」という印象を持つ人もいます。

特に、投資の知識が不足している人にとって、複雑な金融商品の仕組みを理解するのは難しく、どの情報を信じて良いのか判断できないことが多いです。

「知識や経験のない自分が投資なんてできるはずがない」「だまされそうで怖い」などの理由から投資を敬遠する人は多いでしょう。

身近に投資している人がいない

投資に対する恐怖のもう一つの要因は、身近に投資をしている人が少ないことです。

日本では、投資に対する理解や関心が他の国に比べて低い傾向にあります。NISA開始により日本でも投資を始める人は増えていますが、アメリカと比べるとまだ低い水準です。

日本銀行の2023年におけるデータで家計の金融資産は、アメリカは預貯金が約12%、投資信託と株式等を合わせて約50%であるのに対し、日本は預貯金が約54%、投資信託+株式等が約15%となっています。

アメリカと日本では真逆の結果であり、日本はいまだに預貯金にかける割合が多い結果です。

投資信託・株式への投資経験がある人が1〜2割しかいない現状では、身近に投資している人がいないのは当然でしょう。

投資経験者の声を聞いたり相談したりする機会がないことが、投資に怖さを感じる理由になっています。

参考:日本銀行調査統計局「資金循環の日米欧比較」

投資が怖かった私の経験

今ではえらそうに投資の記事を執筆している私ですが、かつては怖さや不安を感じていました。

投資を始める前の私は、預貯金のみに頼っており、自分が投資家になるとは考えていませんでした。

「失敗してお金が減るのではないか」「だまされるのではないか」と思い一歩踏み出せずにいたのです。

しかし、3人の子どもの育児・教育資金を作るためにお金の勉強を始めると、投資にも興味が出てやってみたいという思いが強くなりました。

投資信託やほったらかし投資の本を読みあさり、知識を付けていったのです。

それでも、すぐに始められたわけでなく証券口座を開設したのは、お金の勉強を始めて3か月ほど経ってからでした。

ようやく、証券口座を開設しても、商品を購入して実際に投資を始めるには1か月以上悩みました。

はじめの一歩を踏み出すのは勇気が必要ですが、始めてしまえば、あとは経験を積んでいくだけです。

投資への怖さを克服する3つの方法

投資への怖さを克服する方法は主に以下の3つです。

  • とにかく始めてみる
  • やりながら試行錯誤する
  • 詳しい人の意見を参考にする

それぞれ解説します。

とにかく始めてみる

投資の第一歩を踏み出すためには、まずは小さな金額で始めてみることが大切です。

初めから大きなリスクを取る必要はありません。少額の資金を使って、実際の投資体験を積むことで、徐々に自信がついてきます。

投資信託やETF(上場投資信託)などの分散投資ができる商品を選択すれば、リスクを抑えながら投資を始められます。

証券口座によっては月100円や1,000円などから、つみたて投資が可能であり、NISAを活用すれば税金もかかりません。

重要なのは、行動を起こして不安を少しずつ解消し、投資に対する理解を深めることです。

経験を積みながら、リスクとリターンの関係を実感すれば、投資の怖さを克服できます。

やりながら試行錯誤する

投資は一度始めたら終わりではなく、継続的に学び、試行錯誤を繰り返すことが重要です。

投資の成果はすぐには現れないため、短期的な変動に一喜一憂せず、長期的な視点が求められます。投資を始めてからも、自分の投資スタイルやリスク許容度に合わせてポートフォリオを調整し、必要に応じて戦略の見直しが大切です。

例えば、定期的に投資結果を振り返り、成功した点や失敗した点を分析することで、自分に合った投資方法を見つけられます。また、経済ニュースや市場の動向を常にチェックし、最新の情報を基に判断することも欠かせません。

失敗を恐れずに挑戦し続けることで、投資の怖さを克服し、より効果的な投資方法を身につけられるでしょう。

詳しい人の意見を参考にする

投資に関する知識が不足している場合、専門家や経験豊富な投資家の意見を参考にすることが重要です。

信頼できるアドバイザーやファイナンシャルプランナーに相談すれば、具体的なアドバイスやサポートを受けられます。

また、投資関連の書籍やウェブサイト、セミナーなどを活用すると、投資の基本から応用まで幅広く学ぶことができます。

自分一人で悩まず、周囲の意見を積極的に取り入れることで、投資に対する理解が深まり、不安を軽減できるでしょう。

プロのアドバイスを受けたい方は、無料でファイナンシャルプランナーに相談できるマネプロを利用してみてはいかがでしょうか。

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資産形成には投資がおすすめ

資産形成を効率的に行うには、投資がおすすめです。預金は元本保証が魅力ですが、利息はほとんど付かないため、資産を作るには時間がかかります。

また、円安や物価高騰によってお金の価値が下がるため、預金だけでは資産が目減りする可能性が高いです。

私自身、投資歴3年で資産を倍以上に増やせています。理学療法士として病院で働きながら、3人の子どもを育てる私でもできているため、仕事や子育てで忙しい方にもおすすめです。

まずは、証券口座を開設してNISAを始めてみてはいかがでしょうか。

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